僕が一番最初に買ったバイクはヤマハでした。

一番最初に買ったヤマハ和、当時の人気モデルで、乗っていると皆が格好いいと褒めてくれました。アクセルを開けると、もうもうと煙を吐きながらかっとんで行く姿は、昭和のイメージを克明に再現してくれます。唯一嫌だったのは、そのオイルのしぶきが背中に付くことだけでした。それでも、そんな事は気にせず、かなりの速度で走っていました。最終的にはミッションが焼き付き、手放すことになりました。勝ったときからミッションの調子が少し悪かったのです。その後他のメーカーのバイクを何台か乗り換え、一番最後に乗ってのがヤマハでした。これは4サイクルエンジンだったので、煙を吐くことは全くなかったです。ただし、400CCの単気筒だったために、なかなかエンジンが掛かりませんでした。また、セルも付いていなかったので、毎回エンジンを掛けるのに必死でした。さらに、エンジンが完全に暖まる前にエンストをすると、エンジンが完全に冷えるまで2度とエンジンは掛からない状態になり、良くバイクを押して帰ったモノです。
そのため、すぐに乗らなくなってしまいました。長い間ガレージで止めていたのですが、たまたま買ったところの方が遊びに来て、そのバイクを見つけ、買い戻してくれました。もちろん買ったときの値段には程お遠かったのですが、取りあえず何でもいいやという感じです。ヤマハで始まりヤマハで終わった僕のバイク人生です。この先バイクに乗ることはもうありませんが、もし乗るとしたら又ヤマハに乗りたいと思います。僕にとってはバイクの原点でしたから。
それに、ヤマハという企業も大好きです。なんと言ってもあのロゴマークに使われている音叉を見るとドキリとします。オーディオもヤマハで揃えたぐらいですから。オーディオは本当にいい音を聞かせてくれました。このオーディオも、何とかもう一度復活させてやりたいと考えています。オーディオを復活させる修理センターがヤマハにはあるそうです。そんなところがやはり最高に格好いいと思うのです。
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